社員からのメッセージ

Message

セルバンクの再生医療事業に関するメッセージ

メッセージ

セルバンクの再生医療事業を支える部署として、バイオサイエンス部がございます。バイオサイエンス部では、実際に患者様の細胞を培養する製造課、培養された細胞の品質を検査する品質課、様々な細胞の培養方法を構築し技術開発を行う研究開発課の、3つの課から構成されております。再生医療事業を行う上では、上記の3つの課の連携が大切であり、患者様よりお預かりした細胞を丁寧に培養し、徹底した品質管理のもと細胞状態を管理することで、より新しい技術での再生医療がご提供できることを目指しております。

再生医療は、医学的に新しい分野であり、バイオサイエンス部の業務についても新しい業種とされていることから、部内のメンバー構成として、比較的に若い年代が多く、活気に溢れており、常にチャレンジ精神を持っている姿が見受けられます。また、自身が専攻され学ばれた分野での専門知識を、実際に社会へ貢献でき活かせる環境がバイオサイエンス部にはあり、様々な意見や提案を発信しやすい職場となっております。それ故に、自身が学ばれてきた専門知識が役に立ったと実感が得られることで、より向上心が芽生え自己成長しているのではないかと日々感じております。

バイオサイエンス部では、新しい業種での職業に関わってみたい方や、自身が学ばれてきた知識を活かしチャレンジしてみたい方をお待ちしており、共に成長して頂けることを願っております。また、セルバンクからご提供する再生医療をもとに、社会へ貢献できることを目指しております。

取締役 バイオサイエンス部長
矢島 琢己

入社5年目からのメッセージ

あなたの担当は何ですか?

私は、バイオサイエンス部製造課にて主に培養業務を担っており、日々、患者様の細胞と向き合いながら、培養作業を行っております。その他製造課では、書類業務や時にはバリデーションなども行い、業務改善を行っております。

また、現在私は製造管理副責任者も担っており、日々現場が円滑に動けるよう管理しております。患者様によって、細胞の状態や増殖スピードが異なる為、作業が出来る状態かを判断し、スタッフに指示をしています。

セルバンクで働く魅力は何ですか?

大学時代に学んだ知識を生かし、仕事が出来ることです。私は大学時代、細胞に関する研究室に所属し勉学に励んできましたが、卒業後はその知識を全く生かせない場所で働いておりました。しかし、どこか心残りがあった為、転職活動していたところ、セルバンクで働くことが叶いました。現在は、日々細胞を扱う仕事が出来る為、楽しく仕事をする事が出来ております。また、セルバンクでは、培養業務以外にも幅広く仕事を任せて貰える為、自己成長に繋げることが出来ます。現在私は、製造管理副責任者の他に主任も務めておりますが、若い内から成長のチャンスを与えてくれる事も魅力の一つと感じております。初めての事が多く、失敗する事も多いですが日々勉強となり、自己のスキルアップに繋げることが出来ております。

印象に残った仕事は何ですか?

やはり日々の培養作業です。細胞は患者様によって個性がある為、機械的に行うことが出来ず、入社したての頃は勉強の日々でした。しかし、毎日細胞と向き合っていると、感覚がつかめるようになっていき、作業するタイミングなどが自然と分かるようになりました。その頃から培養が楽しくなり、理解度も増したので仕事事態が楽しくなりました。また、セルバンクでは多種のセルソースを取り扱っておりますが、様々なセルソースを扱う事ができることから、自己のスキルアップに繋げることができます。またセルソースごとに細胞の状態や繊細さも異なる為、大変勉強になって楽しいです。

細胞培養士という仕事は、まだ世間に浸透しておらず、なかなか珍しい職種ではありますが、専門性の高い職種の為、日々誇りを持ちながら仕事に励んでおります。

入社3年目からのメッセージ

あなたの担当は何ですか?

肌の再生医療に用いられる線維芽細胞の培養を担当しています。1日の大半は、CPCでの培養作業を行なっています。患者様から採取した皮膚片から、線維芽細胞を抽出し増殖させて保存する作業を行っています。その他培養に関わる書類の作成や、今年度は新人研修も担当し後輩の育成にも携わっています。

セルバンクで働くやりがいや面白さは何ですか?

細胞は同じ条件で培養してもその患者様ごとで、増殖の様子が異なるのでその場に応じた判断が必要となってきます。また、細胞を保管する為に-196度の液体窒素を扱うので、様々な場面で緊張感があります。そのように大変なことも多くありますが、毎月の会議内で「不合格品ゼロ」の報告を聞くと達成感が湧きます。バイオサイエンス部は、社員の多くが中途入社で他職種からの転職者もいるので、様々なバックグラウンドを持った人と接することができるのが刺激となっています。

今後の目標は何ですか?

与えられた業務をこなすだけでなく、より働きやすい環境になるように改善提案を積極的に行いたいです。再生医療という今後の展開が期待される分野に携わっているので、普段の業務に直接関わること以外の知識も身につけていきたいです。

入社1年目からのメッセージ

あなたの担当は何ですか?

製造課で線維芽細胞の培養業務を担当しています。現在は、線維芽細胞の培養作業は一通り覚え、テストに合格し、業務を行っています。また、次のステップである書類作成や液体窒素からの細胞取り出し、細胞観察等の業務の研修中で、練習を行っています。通常業務もありつつの研修で大変ではありますが、コツコツと練習していき、覚えていきたいと思っています。その後はPRP精製や脂肪由来幹細胞培養の研修も行い、さらに幅広い業務を覚えていく予定です。

セルバンクに入社した志望動機は何ですか?

大学で微生物を専攻し、培養を行っていたため、その知識・経験が活かせる技術的・専門的な仕事に就きたいと思い、細胞培養の仕事や再生医療に興味を持ちました。ヒトの細胞を扱うのは初めてで業界未経験ではありますが、培養作業や衛生面の知識では多少活かせる点があると思い、また、バイオサイエンス部では、同じように大学からブランクがある方や、未経験からの若手(同世代)が多く活躍していると知り、私も頑張りたいと思い、志望しました。

仕事はどうやって覚えましたか?

各工程の作業を見学・練習・テストを行い覚えていきます。また、自分でも手帳に大まかな作業の流れやアドバイスして頂いたことを書き出し、イメージトレーニングを行い、スムーズに練習が行えるように心掛けました。研修では、レポート課題で培養フローや培養で使用する試薬の役割等を学び、理解を深めました。無菌操作は練習を重ね、アドバイスを頂きつつ慣れていくことで身に着けました。現在行っている書類作成等の研修では、漏れが無いよう丁寧に確認しながら練習を重ねています。