代表メッセージ

Message

代表メッセージ

人間本来の力を人類のための満足へ。セルバンク代表取締役 北條元治

人類は多くの「不可能」を「可能」にしてきました。医療もそうして進歩してきました。今、最も期待されている分野の一つが「再生医療」です。糖尿病、脊髄損傷、そして老化までもがその対象となっています。

製薬会社は薬品、医療機器メーカーはCT、MRI等の多くの精密医療用機器・設備の製造販売を通じて医療に貢献してきました。
同じように、再生医療で用いられる細胞を扱う会社が、細胞の製造(加工)販売を通じ医療に貢献する社会が訪れます。世界に先駆けわが国で、細胞の製造(加工)販売を行う事業体が「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」(平成26年11月施行)で規定されたからです。

当社は2004年の創業以来、皮膚の再生医療に必要な技術・特許を備え、医療機関で実際に使われる皮膚細胞の製造(加工)に携わってきました。この間、皮膚ばかりでなくiPS細胞、幹細胞を用いた再生医療に必要な技術やノウハウを十二分に蓄積してまいりました。現在、あらゆる細胞に対応可能かつ敷地面積732㎡の大規模な細胞加工施設も保有しておりますが、バイオビジネスブーム、将来への期待だけで多額の資金を投入したのではありません。「老化した皮膚治療」の目的で、リアルに多くの方々から支持・利用されてきた「実績」があったからこそ、現状の高い稼働率で働き続ける細胞工場へと発展したのです。今後は皮膚以外の分野にも多く活用されるはずです。

高齢化社会を迎え「老化した皮膚治療用」の細胞を加工する工場は今後飛躍的に成長するでしょう。さらに、糖尿病、脊髄損傷への決定的な治療法出現時には、数十兆円規模の「大再生医療市場」とそれを支援する細胞工場の時代がやってきます。「メイド・イン・ジャパン」で世界を席巻した多くの日本企業に続くべく、当社は、小さなしかし大きな価値ある一歩を確実に踏み出しています。

北條 元治

北條 元治プロフィール

株式会社セルバンク代表取締役、東海大学医学部非常勤講師、形成外科医(1999年、専門医取得。更新せず失効)、医学博士。

1964年長野県生まれ。

1991年、弘前大学医学部卒業。信州大学医学部付属病院勤務を経て、ペンシルベニア大学医学部で培養皮膚を研究。帰国後、東海大学医学部にて同研究と熱傷治療に従事。

2004年、細胞保管や再生医療技術支援を行う株式会社セルバンク設立。

2005年、RDクリニック開設に際し、培養皮膚の特許を供与。著書多数出版。

動画一覧:
YouTube / 北條元治

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